「おいしい」「甘い」 ラスカル農園でブドウ狩り体験【浦河】
浦河町向別タンネベツの「ラスカル農園」で13日、町内堺町西1の夢の国幼稚園・保育園(横山美由紀園長)の年長園児35人がブドウ狩りを体験した。同農園を手伝うラスカル農園友の会(櫻井葊志会長、会員20人)主催。
ラスカル農園は前田明彦さんの父・博満さんが向別地区で20数年前に開拓した土地。博満さんが他界したあと明彦さんが引き継いだ。
農園はブドウを主に栽培し、傍らではハスカップも自然栽培。前田さんは仕事をしながら休日を利用して整備にあたり、友の会の会員も合間を縫ってブドウの選定や草刈り、花植えなどを手伝っている。
ブドウ狩り体験は、令和3年秋に浦河フレンド森の幼稚園児を対象に行って以来毎年続く恒例行事となっている。
ブドウはビニールハウス3棟とその奥に約700平方㍍のブドウ棚があり、約80房ほど採れる。今年は暑さの影響からか昨年よりも甘味があるが、収穫時期が遅れ少々数が少なかった。
この日は午前10時ごろに夢の国幼稚園・保育園の年長組35人が同農園を訪問。園児たちは友の会会員6人らの手を借りたり、ビールケースの上に乗って、高さ約2㍍上のブドウの房に手を伸ばしてハサミを使うなどしてもぎ取り、袋いっぱいに詰め込むと同時に、その場で「おいしい」「甘い」などと話しながらほおばった。
最後に園児たちはサポートした会員らに「ごちそうさまでした。ありがとうございました」と礼を述べた。
千葉康聖(こうせい)君(6)は「ブドウが大好き。たくさん取ったし、たくさん食べた。おいしかった。家に持ち帰ってお兄ちゃんたちと食べたい」と満足げに話した。
関連記事
函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..
函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...
桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..
函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...
地元ダンスチーム全道へ 来月29日札幌でコンテスト【釧路市】
釧路市のダンススタジオ「STUDIO YIPPEE」(スタジオイッピー、入江怜菜代表)で練習に励むダンスチーム「SHINECREW」(シャインクルー)が、12月29日に札幌市内で開かれる道内最大...
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】