みんなで楽しく使います みずほ財団が小学校に運動具を寄贈
【網走】西が丘小(小路谷勝巳校長)に、みずほ教育福祉財団から運動具一式(約4万円相当)が贈られた。同財団の真鍋公典教育事業部長が同校を訪れ、児童の代表に運動具を手渡した。
贈呈式では、同校多目的ホールに6年生が集まり、代表して松﨑未凪さんが真鍋部長から贈呈品の目録を受け取った。
松﨑さんが「私たちのために運動具を寄付をしていただき、ありがとうございます。休み時間など、みんなで楽しく使わせてもらいます」と、礼を述べた。
これを受け、真鍋部長は「みずほ財団は、北は北海道から南は沖縄まで全国に運動具を贈っています。楽しく元気に遊んでもらえるよう、選びました」と述べた。
贈られた運動具は、バドミントンのラケットやシャトル、ドッジボールやソフトバレーボール、団体用とびなわなどの15点。同校は、シールを貼るなどで同財団からの寄贈品と分かるようにした上で、子どもたちに使ってもらうことにしている。
同財団は1972年、旧第一勧銀の発足を記念し「はあと記念財団」の名称で設立。初等中等教育の特別支援教育、また山間地や離島などのへき地教育、高齢者福祉などへの助成を行っている。
今回の寄贈は、初等中等教育設備補助事業として毎年、「スポーツの日」に合わせて行っているもので、今年で52回目。全国42都道府県の131小中学校に、1校当たり約4万円、総額520万円相当の運動具セットを贈る。道内では27校、オホーツク管内では興部沙留小と滝上中の3校が対象となっている。
網走市内では2019年、東小にも同様に運動具を贈っている。
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