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日高報知新聞

コースを颯爽と駆け抜ける 4年ぶりに開催 第41回浦河ピスカリマラソン【浦河】

秋晴れ空の下で力走する選手たち

 優駿の里を駆け抜ける風になろう「第41回浦河ピスカリマラソン」が8日、浦河町西舎のうらかわ優駿ビレッジアエルで開かれ、道内外から参加したランナーが秋晴れの空の下を颯爽と駆け抜けていた。

 アエルを発着点として、町道西舎振別線の通称・優駿桜並木ロードとJRA施設内の道路で、牧歌的な風景の中を走るマラソン大会。競技は、高校生以上のハーフマラソン、中学生以上の10㌔㍍と5㌔㍍、小学生の2・5㌔㍍と、アエル敷地内の1㌔㍍を親子で走る親子マラソンの5コースで行われる。毎年、道内外から400人を超えるランナーが集まる人気の大会だったが、新型コロナウイルスの影響で昨年まで中止しており、今年4年ぶりに開催した。

 開会式で、菅真一大会長は「晴天のもと、4年ぶりに開催することができ、関係者、参加者の大勢の方々への感謝の念に堪えない」、名誉副大会長の浅野浩嗣町教育長は「JRA日高育成牧場の協力を得ながら、広大な牧場の中を走るコースとなっている。この素晴らしいコースで日頃の練習の成果をいかんなく発揮してほしい」とあいさつ。浦河陸上少年団の平井奎伍君、西川悠斗君、安齋春那さん、郷家睦基さんの4人が「浦河の自然の中を走れる喜びと大会スタッフへの感謝の気持ちを大切に、最後まであきらめずに頑張り抜くことを誓います」と元気に選手宣誓した。

 大会には、町内をはじめ、札幌市や旭川などの道内からの参加者のほか、兵庫県や愛知県など道外も含む201人のランナーがエントリー。中には、浦河での大会にちなみ、ウマ娘のコスプレをしたランナーも参加し、久しぶりの大会を盛り上げていた。

 レース後は、豚汁のサービスやアエルの無料入浴券などで疲れをいやしたほか、会場内に出店していた飲食店や特産品の販売、地場産品が当たる抽選会などが行われた。

 結果は次の通り。

 ◇シンザンコース2・5㌔㍍

 ▽低学年男子 ①郷家丈琉(浦河陸上)11分39秒②平井大士(浦河陸上)11分45秒③髙橋完太(札幌市)12分32秒

 ▽同女子 ①伊藤あんず(浦河東部スケート)15分05秒②前田結和(同)15分18秒③三上あき(同)17分02秒

 ▽中学年男子 ①小山隼冬(札幌市・平和小学校)9分44秒②三上嘉月(同・西宮の沢小)10分53秒③佐藤丈太(浦河サッカー)11分59秒

▽同女子 ①濱中花乃(札幌市・チームハマナカ)10分49秒②澤田菜花(浦河陸上)10分52秒③郷家和季(同)10分54秒

 ▽高学年男子 ①和田一翔(浦河サッカー)9分27秒②平井奎伍(浦河陸上)9分41秒③髙橋壱気(浦河サッカー)10分19秒

 ▽同女子 ①廣中七海(札幌市・札幌市立南小)9分21秒②郷家睦基(浦河陸上)10分07秒③岩岡彩都希(青森県)12分00秒

 ◇ミホシンザンコース5㌔㍍

 ▽中学高校生男子 ①有倉一樹(えりもTFC)21分45秒

 ▽同女子 ①村井花(浦河陸上)22分3秒②岩岡美彩希(青森県)30分46秒③濱中風花(札幌市・チームハマナカ)32分45秒

 ▽一般男子 ①水崎圭悟(えりも消防)19分28秒②都香太陽(札幌市・R&S)21分18秒③岩岡洋(青森県)23分23秒

 ▽同女子 ①小舩明代(浦河町)23分13秒②北川朋恵(札幌市・道マラク)24分22秒③大地惠子(帯広市)25分49秒

 ◇ロングエースコース10㌔㍍

 ▽中学生以上男子 ①伊藤雅也(静内G)41分38秒②和田紘徳(浦河町)43分59秒③岡祥平(札幌市)41分1秒

 ▽同女子 ①海道磨里(新ひだか町)1時間3分44秒②渡部裕希子(浦河町・ノーサイ)1時間3分53秒③坂本香里(函館市)1時間4分48秒

 ◇メジロマックイーンコースハーフマラソン

 ▽高校生以上39歳以下男子 ①再田光進(兵庫県・走れウマ息子)1時間13分42秒②堀田直孝(札幌市)1時間17分27秒③竹内翔太(千歳市)1時間22分36秒

 ▽同女子 ①新井田かおり(松前町)2時間2分51秒

 ▽40歳以上男子 ①山田祐己(帯広市)1時間19分10秒②堀一行(浦河町・らかん洞の息子)1時間19分48秒③柴田豪(札幌市)1時間23分00秒

 ▽同女子 ①下村有未(浦河町・しもむら電気)1時間49分44秒②宮腰智子(帯広市)1時間50分42秒③高田裕子(音更町)2時間12分13秒

 ◇親子マラソン1㌔㍍

 ①大山晃・想生4分47秒②興村航平・律希4分48秒③村上卓也・杏朱、濱中大三・未花4分49秒        

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