サウナによる地域振興に取り組む十勝サウナ協議会（後藤陽介会長）は１日から、管内のサウナをお得に巡る「サウナパスポート」を販売している。１枚３５００円で、本場フィンランド式「ロウリュ」が楽しめる１０施設１１プランの中から異なる４プランを利用できる。事務局の帯広観光コンベンション協会は「寒くなってきた季節。外出してサウナで温まって」とＰＲしている。

管内のフィンランド式サウナをお得に巡れるサウナパスポート

　パスポートは秋冬の観光人口を増やす目的で２０２０年に始まり、今年で４弾目の発行となる。「サ活」の広がりとともに事業規模も拡大。今年は帯広市内に４月にオープンした「５７３７コンナサウナ」（西１７南６）が新たに加わった。参加施設は十勝産のシラカバや麦飯石、モール温泉などを使用し、工夫を凝らしたサウナや休憩スペースを用意している。

　８施設以上回ってスタンプを集めると、抽選で１０人に「サウナモンスター」のサウナハットかフェースタオルが贈られる。

　利用期間は１０月１日～来年３月１０日。１０００枚発行。各施設フロントと、十勝観光情報センター（ＪＲ帯広駅エスタ東館２階）で購入できる。問い合わせは同協会（０１５５・２２・８６００）へ。

　対象施設は次の通り。

　十勝ガーデンズホテル、ひまわり温泉、プレミアホテルＣＡＢＩＮ帯広、森のスパリゾート北海道ホテル、５７３７コンナサウナ（以上帯広）、サホロリゾートホテル、湯宿くったり温泉レイク・イン＝館内とアヴァント＝（以上新得）、十勝エアポートスパそら（中札内）、十勝川温泉観月苑（音更）、十勝まきばの家（池田）