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函館新聞

ショーへ熱い思い 函館コレクション選考会でアピール 市役所も視察【函館】

函館コレクションの開催に向けて出演希望者と面談する鶴田さん(左から2人目)ら

 12月に開催する誰もが参加できるユニバーサルファッションショー「HAKODATE COLLECTION2023」に向けたモデルオーディションが1日、函館アリーナで開かれた。40件の申し込みがあり、書類選考を通過した16人が参加。ショーに懸ける思いやファッションへのこだわりなどを審査員にアピールした。

 ショーは昨年に続いて2回目で12月3日に函館市の協力を得て市役所で開催。ダイバーシティー(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)の頭文字を取ったDEIとサスティナビリティー(持続可能性)の考え方を取り入れる。

 選考会はファッションブランドtenbo(テンボ、千葉県)代表でデザイナーの鶴田能史さん、アドバイザーを務める北海道社会福祉協議会の鹿野牧子さん、ショーを主催する函館市女性会議の佐々木香会長が審査員を務めた。

 出演は10組程度を予定し、鶴田さんが衣装を手掛ける。審査員の質問に対し、参加者はそれぞれがショーを通じて届けたい思いをぶつけていた。審査員に飼い猫やお気に入りの服の話を伝えた函館湯川小3年生の亀ヶ川結良さん(9)は「かわいい服やシンプルにきれいな服が好き。ネコが付いているとうれしい。(出演が決まったら)緊張するけど楽しみにしている」と話していた。

 また、鶴田さんらは2日に市役所を訪れ、柏弘樹市民部長と懇談。鶴田さんは「市役所でのファッションショーは驚かれると思う。函館っていいなと思ってもらえる」と話した。また、3階まで吹き抜けの市民ホールを視察し、「オペラ座をほうふつさせ、ショーのためにあるような空間」と開催イメージを膨らませた。大泉潤市長とも対面し、市長は「市としてもインクルージョンを進める象徴的な出来事になる」と期待感を示した。

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