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函館新聞

ツアーで七飯の秋を楽しんで 22、25日に企画 大沼国際観光コンベンション協会【七飯】

今月予定する日帰りツアーをPRする飯田さん(左)ら

 【七飯】七飯大沼国際観光コンベンション協会は22、25の各日、七飯の秋を満喫する日帰りツアーを実施する。昨年12月に企画に必要な地域限定旅行業を取得し、今回が初の開催。事前予約制でそれぞれ当日8日前まで参加を受け付けている。

 同協会ではこれまで大沼地区周辺を散策するガイドツアーを実施。昨年取得した地域限定旅行業では町内と隣接する市町のエリア内で公共交通機関を使ったツアーの企画が可能となる。大沼地区はそれぞれの観光スポットが点在し、距離があることから、交通機関を利用したツアーで巡り、一層観光を楽しめる仕掛けにしようと、同協会で観光案内やガイドを務める飯田聖子さんが業務取扱管理者となり、取得への取り組みを進めてきた。

 22日はジャンボタクシーで大沼湖畔を一周する「紅葉めぐり半日ツアー」。午前9時20分に大沼国際交流プラザに集合し、同30分に出発。約2時間湖畔周辺を観光し、その日紅葉がきれいに見えるポイントを飯田さんの案内で巡る。正午に同プラザで解散予定。料金は交通費、ガイド料などで4500円。締め切りは14日午後5時。

 25日は「りんご狩りと道の駅買い物ツアー」。午前9時半に同プラザに集合。ジャンボタクシーで、まるみ園宮田果樹園(鳴川4)へ移動し、一人5個までリンゴの収穫体験ができる。午後からは道の駅・なないろななえと隣接する男爵ラウンジで買い物や軽食(各自負担)。午後2時半に同プラザで解散予定、新函館北斗駅でも下車可能。料金は交通費、体験代などで8000円。締め切りは17日午後5時。料金はいずれも当日支払い。

 飯田さんは「ターゲットは観光客だが、紅葉巡りツアーは半日の日程なので、地元の方にも気軽に参加してほしい」とPR。リンゴ狩りツアーでは「西洋リンゴ発祥の地・七飯を観光客にも知ってもらえるようツアーを通じて発信したい」と力を込める。

 今後の企画に関し、飯田さんは「七飯は函館、北斗、森、鹿部と隣接する市町が多い。将来的には周辺地域と協力したツアーも視野に入れ、少しずつ取り組んでいきたい」と話している。

 ツアーの申し込みは同協会(0138・67・3020)へ。

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