４年ぶりに全道切符を得た別海。笑顔でスタンドに向かう

　高校野球の第７６回秋季北海道大会釧根支部予選（道高野連など主催）は最終日の１日、ウインドヒルひがし北海道スタジアムで、別海─釧江南の代表決定戦を行い全日程を終えた。試合は別海が中盤に引き離して５─１で勝利。４年ぶり３回目の代表権を獲得した。別海は１８日から札幌ドームで行われる全道大会に挑み、来春のセンバツ出場を目指す。

　別海が逆転勝ちで４年ぶりに全道切符獲得。初回に先制されるもその裏、敵失の間に得点を奪い、すぐさま試合を振り出しに戻した。その後は互いに本塁が遠い展開となったが四回、四球と安打で２死二、三塁の好機をつくると、１番波岡が適時三塁打を放って２点を追加、勝ち越しに成功した。続く五回にも６番鎌田のスクイズ、７番中道の左越二塁打で２点を加え、点差を拡大した。リードを得た先発堺はテンポ良く投げ込み、九回１失点で完投した。

　釧江南は先発佐藤が粘投して反撃の流れをつくるも、攻撃陣が３安打に抑えられ敗北した。

　▽代表決定戦 釧江南 　１００００００００│１ 　１００２２０００×│５ 別　海 　（江）佐藤─楓川 　（別）堺─中道 　▽三塁打　波岡（別） 　▽二塁打　中道（別）、楓川２（江）