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室蘭民報

3千人心躍る、ブルーマーメイド 津軽海峡フェリー船内見学会、抽選や青森名物販売も【室蘭】

ブルーマーメイドの船内を見学する市民ら

 津軽海峡フェリー(本社函館市、村上玉樹代表取締役社長)が9月30日に実施した、室蘭-青森間で運航するフェリー「ブルーマーメイド」の船内見学会には、市内外から約3千人が訪れた。15年ぶりの青蘭フェリーで活躍する船舶を一目見ようと、長蛇の列ができた。

 ブルーマーメイドは全長約144メートル。総トン数8820トン。旅客定員は583人。トラックで71台、乗用車で230台積載可能。船内に救急室を設けるなど災害時多目的船の機能がある。

 一般向けの見学会は午後1時開始予定だったが、開始前から数百人が並んでいたこともあり、25分早めてスタートした。

 車両甲板からエスカレーターで進み客室などを回った。家族向けのほか女性専用のレディースルームなどを見学した。ホテルの一室をほうふつとさせるスイートは、バス・トイレ付きのツインタイプ。背もたれの角度を調整できるビューシートでは、実際に座りながら窓から港湾の眺めを楽しんだ。

 デッキからは、見学希望者の行列が見られて「おーい」と手を振ったり記念撮影する姿も。

 先着2千人を対象にオリジナルグッズがプレゼントされたほか、フェリーターミナルでは空くじなしの抽選会を開催。無料乗船券などが用意され、来場者は運試しに挑戦していた。

 青森産ニンニクを用いたしょうゆやみそ、煮干しをだしに使用したカップラーメンなど、青森で人気の商品が販売された。胸に「マグロ一筋」と記された大間町の名物Tシャツも並んだ。

 緑町の藤田佳伸さん(82)は以前、室八航路を利用してママさんバレーボール大会に参加する選手たちを引率しており、「またフェリーに乗って青森を観光したいですね」と笑顔を見せた。

 また、午前中に見学に訪れた登別市内の男性(74)は「今までは苫小牧からフェリーに乗り、八戸から弘前に向かっていたが、室蘭から行けるのは便利。弘前のサクラは有名なので、きれいに咲く時期に行きたいですね」と話した。

見学希望で長蛇の列ができていた

フェリーターミナルも開放されて2階展望スペースからはブルーマーメイドの全景を眺めることができた

青森名物を購入する市民ら

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