全国のクルー、網走湖に集結 高校総体ボート競技 4日間の熱戦終える
【網走】全国高校総合体育大会(インターハイ)ボート競技が、7月28日から31日まで網走湖ボート場で開かれ、全国47都道府県の129校から集まったクルーが、優勝をかけた熱戦を繰り広げた。
競技に先立ち、市エコーセンターで開かれた開会式では、南ケ丘高ボート部の佐藤もも花主将、桂陽高ボート部の鈴木理恩主将が選手宣誓した。
競技期間中、網走湖ボート場は選手エリア、一般の観覧席とも多くの人であふれ、大にぎわい。大会初日の予選は、午前8時から午後4時過ぎまで数分おきにレースが組まれ、ボートに親しむ機会の多い市民も、全国大会の規模と熱気を肌で感じていた。
また、選手の家族らも各地から集まり、のぼりを掲げたりメガホンを手にするなどで応援。「そのまま、そのまま」「あと少しだから頑張って」と声援を送っていた。
ゴールした各クルーは、観覧席前を通って配艇の桟橋へ。全力を出しきり、疲れた様子のクルーに、観覧席から「よくやった」「お疲れさま」とねぎらいの声がかけられた。
大会期間中はおおむね好天に恵まれた。初日から日中の最高気温が30度を超え、市民にとってはありえない暑さとなったが、このところの日本列島は総じて〝災害級〟といわれる酷暑に見舞われ、多くの地域で35度以上の猛暑日を記録している。
そんな環境から網走を訪れた選手や家族らは「この暑さなら、まだいいほう」「湿度が低いし、風もあるのでそんなに暑く感じない」といった声も聞かれた。
しかし、競技となると話は別。どの選手もこの日のために練習を重ねてきており、艇に乗ってオールを握るとみなアスリートの顔つきに。暑さも忘れて競技に集中。網走湖畔は、天候以上の〝熱気〟に包まれた4日間となった。
関連記事
プロレスや音楽ライブ展開 厚真で心の橋プロジェクト 町内外から90人
胆振東部地震からの復興を後押しする総合格闘技道場「熊の穴」(北広島市)主催のイベント「第3回心の橋プロジェクト2024」が11、12両日、厚真町総合福祉センターで開かれた。音楽ライブ、ダンスパフォ...
初のがん専門看護師 木村さん「寄り添い続けたい」 苫小牧王子病院
王子総合病院(苫小牧市若草町)の看護師木村幸恵さん(59)が同院初の「がん看護専門看護師」として活動している。木村さんは「患者さんの苦痛やつらさを和らげる援助をしたい」と一念発起し、4年かけて仕事...
「母の日」は… 美容室でゆっくり シーヘアデザイン30人無料サービス【音更】
美容室などを多店舗展開する「Seven For Colors(セブンフォーカラーズ)」(帯広市、餌取伸哉代表)は、「母の日」の12日、音更町の美容室「『SHE』 hair design」(木野...
音量探りながら 試験演奏 フェス計画の学生団体【帯広】
帯広市緑ケ丘公園での野外音楽フェス開催に向けて活動する学生団体「とかち高校軽音楽振興会・トカチューン」(石川裕大代表)は12日、同公園グリーンステージで、高校生バンドによる試験演奏を行った。騒...
木登り挑戦「いい眺め」 振興局など木育フェス【帯広】
森林や木の活用を通して豊かな心を育む「木育(もくいく)」のイベント「#もくフェスとかち」(実行委、満寿屋商店、十勝総合振興局共催)が12日、帯広市内の満寿屋商店麦音で開かれ、大勢の家族連れでに...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
5年ぶり「やるよ」わしべつ川沿い桜まつり 5月18・19日、出店者募る【室蘭】
2球春スタート 高校野球春季大会熱戦火ぶた【函館】
3白と黄色、花のじゅうたん スイセンの丘で15万本が満開、仲洞爺留寿都線沿い【洞爺湖】
4コナン効果で人出満開 道南のGW、サクラ早まるも…【函館】
530年ぶり まちに書店 2階は貸しスペースに 「またたび文庫」開店 白老
-
1
函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
2室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
35年ぶり「やるよ」わしべつ川沿い桜まつり 5月18・19日、出店者募る【室蘭】
4イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
5ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】