2万136人が詰めかけ盛況 阿波踊りや和太鼓、新ひだか夏まつり【新ひだか】
【新ひだか】「第17回新ひだか夏まつり」の本まつりは7月29日、御幸通りと静宝通りで開かれ、両会場に計2万136人が詰め掛け、阿波踊りパレードや和太鼓フェスティバルなどで夏の一大イベントを盛り上げた。
この日は朝から気温が高く、まつり日和の天候。御幸通り会場では午後2時から歩行者天国として開放し開幕。
3時からの和太鼓フェスティバルでは、地元の静内染退太鼓、日高町の螢太鼓、新冠判官太鼓保存会の管内勢のほか、札幌、岩見沢、帯広市、後志管内倶知安、胆振管内厚真、空知管内栗山、十勝管内広尾の各市町から計11団体が出演。各団体が地域性や物語性に富んだ演出と迫力のばちさばきを披露して、来場者から大きな拍手が送られた。
大野克之町長は「多数の参加に感謝。気温も高くなり水分補給しながら、これから始まる和太鼓フェスでは思う存分演奏して、楽しんで帰ってもらえたら」とあいさつ。
また、フェスの中盤ではしずない小唄踊り保存会による伝統の「しずない小唄踊り」も行われた。
4時から静宝通りでも歩行者天国が始まり、ビアガーデンや国際馬力綱引き選手権大会などでにぎわい、御幸通り会場では、ビアガーデンやビンゴゲーム大会で家族連れがまつりを楽しんだ。
阿波踊りパレードは6時半に5団体が静宝通りを出発。静宝通り会場でも、ビアガーデンや大ビンゴ・大ラッキー抽選会など多彩なイベントでにぎわった。
この後、陸上自衛隊静内駐屯地による防人(さきもり)連の約150人を先頭に、さっぽろ五郎連、町内のちゃま姫連、愛好さくら連、天馬連・桜舞連・一風連・あすなろ合同連がそれぞれ特色ある踊りや、鼓笛隊の演奏で祭りを盛り上げた。
最後に参加団体229人と来場者も加わって盆踊りが行われ、御幸通りを埋め尽くしての総踊りや乱舞で会場の熱気は最高潮に達し、盛況のうちに幕を閉じた。
29日の来場者数は、2万136人(主催者発表・前回2万5353人)だった。夏まつりは、七夕宵祭り(7日)、静内川花火大会(11日)、三石漁港花火大会(13日)と関連行事が続く。
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