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室蘭民報

火おこし「大変だね」とうや湖縄文まつり 子どもたち、夢中で体験【洞爺湖】

火おこし体験に夢中の子どもたち

 「第13回とうや湖縄文まつり」が17日、洞爺湖町高砂町の世界文化遺産「北海道・東北の縄文遺跡群」の構成資産である高砂貝塚公園で開かれた。縄文の魅力を発信するイベントが盛りだくさん。天候にも恵まれ、多くの家族連れらでにぎわった。

 同町の縄文研究会「アプタフレナイの会」(神馬久夫代表)らで構成する実行委員会と町教育委員会の共催。広場中央にまきを組み、たいまつで「縄文の火」を点火し祭典が幕開けた。

 会場には、きりもみ式の火おこし体験をはじめ、勾玉作りやミニ土器、竪穴式住居の模型製作などを楽しめるブースがずらり。火おこし体験では、子どもらが汗を光らせ、必死で取り組んでいた。弓矢体験も人気で、長い列ができていた。

 縄文時代を連想させるゲーム「縄文選手権」では大人も子どももハッスル。虻田吹奏楽団が青空の下、演奏を届け花を添えていた。壮瞥小6年の石川瑠結さんは「土器が上手に作れました」とにっこり。神馬代表は「多くの方々に関心を持っていただきありがたい。縄文の魅力をこれからも伝えたい」と話していた。

 前日の16日には札幌国際大学縄文世界遺産研究室の越田賢一郎室長が講演し、魅力などを紹介した。

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