３年２組のテーマ「ハリーポッター」のみこしパレード

【新ひだか】静内高校（池亀貞則校長、生徒５０９人）の第73回静高祭「原点回帰～ｂａｃｋ　ｔｏ　ｔｈｅ　日常～」が８、９の両日、同校などで行われ、市街地を練り歩く恒例のみこしパレードや校内の一般公開などで盛り上がった。新型コロナでの制限のない静高祭が４年ぶりに通常開催された。

　８日は開祭式後、午前９時から体育館でクラス別の「合唱コンクール」と、午後からは作成した衣装を着用してランウェイを歩く「シズコレ」、午後１時45分からは、吹奏楽部を先頭に６月から製作してきたみこし15基が高校から国道を経て、みゆき通りをパレードした。

　各クラスごとに製作したみこしは、１年が「サンリオ」「おとぎの国」「ディズニーｉｎラスベガス」など、２年が「絵本の世界」「レゴ」「不思議の国のアリス」など、３年が「スプラトゥーン」「ハリーポッター」「アメリカン」などのテーマに作られ、衣装にも趣向を凝らした姿で、沿道を練り歩き、大勢の町民から歓声を受けながら、見どころをアピールした。

　９日は校内を一般公開し、クラスごとのテーマで表現された教室や、書道部、美術部など文化部の展示発表、体育館で有志のバンドステージなど、屋外ではフライドポテトやピザ、ホットドッグ、うどん、わたあめなどの模擬店が並んだほか、駐車場で吹奏楽部の演奏と書道パフォーマンスなどが行われ、静高祭は大盛況だった。