【根室】地酒「北の勝」の醸造元「碓氷勝三郎商店」（碓氷ミナ子店主）は１２日、北の勝大吟醸「まつり」（見本）を蔵出しする。文字通り、地元の根室金刀比羅神社例大祭は執行日を８月１１～１３日に変更、４年ぶりに開催を予定する。今年は地酒とともに祭りを楽しめそうだ。

　原料米である兵庫県・山田錦を５０％まで磨き上げた大吟醸酒で、アルコール度数は１５・８度。甘辛を表す日本酒度はプラス４の「辛口」。清涼感漂う青いすりガラスが特徴で、「まつり」の文字とみこしの絵柄が根室に夏を呼ぶ。

　同店杜氏の梅井利行さん（５９）は「芳醇な香りと香味のバランスの良い辛口のお酒に仕上がった」とコメントしている。

　６４００本限定。希望小売価格は３００㍉㍑入り８３８円（税別）。

北の勝大吟醸「まつり」