市函生徒9人が豪留学に出発、3カ月後の成長を誓う【函館】
市立函館高校(花松均校長)の海外留学事業として2年生9人が8日、オーストラリア・シドニーに向けて出発した。10月中旬まで約3カ月間、ホームステイをしながら現地の高校に通う。函館空港で出発式が開かれ、生徒たちは支援への感謝を胸に成長して帰国することを誓った。
相馬報恩会が2006年に市内の高校生を対象に留学奨学制度を創設。19年からは同校のみを対象とし費用は同財団が全額負担する。新型コロナウイルス感染症の影響で実施は4年ぶり。
留学する生徒は希望者から選抜。現地の家庭にホームステイし、語学学校で5日間の語学研修の後、公立高校3校に分かれて学生生活を送る。帰函は10月15日。
出発式で市教委の藤井寿夫教育長は「自分の言葉で表現する大切さを忘れないで」と生徒たちを激励し、同財団の相馬謙吉理事長は「自分の力を発揮して」とエールを送った。
生徒たちは保護者や同財団への感謝とともに「現地の文化を学ぶのはもちろん、函館の良さも伝えられたら」(高橋廉さん)、「語学だけでなく価値観や文化も学び、一回り大きくなって帰ってきたい」(児玉夢乃さん)など、それぞれに意気込みを述べた。
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