「見える防犯活動」に尽力 北見方面連合会から表彰 地区防犯協会理事の小玉さん
【網走】網走地区防犯協会理事の小玉晃さん(市駒場南7、小玉建設社長)が、北見方面防犯協会連合会の功労者表彰を受けた。
受賞は6月26日付。北見交通安全研修センターで開かれた同連合会総会の席上、表彰式が行われ、同連合会の片山隆文会長と、道警北見方面本部の土屋仁本部長の連名による表彰状を受け取った。
小玉さんは網走市防犯協会の副会長を務めるほか、昨年から網走地区防犯協会理事に就任。市内をはじめ大空町も含めた地域の防犯に力を入れている。
特に、自分の住む地域でもある市駒場地区では、連合町内会防犯部の部長も務めており、毎年7月から9月にかけてはベーシック駒場店や駒場ショッピングタウンアルサキット、網走三中周辺などで自主パトロールを展開。揃いのベストと帽子を着用し、防犯や安心のまちづくりを呼びかけるのぼりを掲げて回るなど「見える防犯活動」を展開している。
また、青色回転灯装着車両による防犯活動にも力を入れており、仕事で各地を走行しながらパトロールにもなるよう、自身が経営する会社の車両など13台を装着車両として登録。駒場地区の登録台数の約半数に当たり、防犯は強い思いがある。
そんな小玉さんの防犯活動には地域の人たちも理解を示しており、自主パトロールには毎回、地域住民はもちろん網走署員、また東農大網走の防犯ボランティア団体「ジャンパーズ」など、合わせて20―30人が参加。地域を守る主要な活動として定着している。
これらの功績が認められ、今回の表彰となったことに、小玉さんは「地域の防犯意識が高く、自主パトロールは地区全体で対応していただいており、感謝しかない」と話すとともに「最近は特殊詐欺などもあるが、みんなの願いはひとつ。少しでも住民が犯罪に巻き込まれないよう『見える防犯活動』を続けていきたい」と、受賞を機に、さらなる防犯活動の展開に意気込んでいる。
同連合会総会の席上、表彰状が贈られたのは小玉さんのほか、1団体4個人となっている。
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