夏らしい暑さと町民の熱気に包まれた厚岸音頭市中大パレード

　【厚岸】第６７回厚岸港まつり（同まつり協賛会主催）が７日行われ、４年ぶりの厚岸音頭市中大パレードで町民５００人が、町内を華やかに練り歩いた。

　真龍神社で行われた式典は、同協賛会長の若狭靖町長ら関係者が航海の安全と大漁、町の発展を祈念した。

　パレードは自治会連合会や各産業団体、一般町民らと湖南地区は厚岸小５、６年生と厚岸中全校生徒、湖北地区は真龍小３、４年生、真龍中全校生徒と、今年から初めて太田小、中の全校児童生徒も参加。踊り手たちは夏晴れの空の下、そろいの浴衣や法被姿で沿道から盛んに声援を受けながら、厚岸音頭に合わせ息の合った手踊りを披露した。

　同日夜は、第４２回全国豊かな海づくり大会北海道大会開催記念第２１回町民花火大会（同実行委主催）が開かれ、会場となる若竹第２埠頭（ふとう）から打ち上がった大輪の花が夜空を彩った。

　同まつり協賛の厚岸夏まつり（同実行委主催）は８日午後６時から湖北地区、９日午後６時からは湖南地区で、それぞれ９団体による山車の競演を実施。９日午前１０時からは厚岸神社と真龍神社の例大祭も行われ、町は熱気に包まれる。