飼育員に首にヘビを巻いてもらう体験をする子どもたち

【平取】町内荷菜の小林組（小林史明社長）主催の第21回「ミニ動物園」が６月28日、同敷地内で開かれ、町内保育所などから２１７人の子どもたちが来園して楽しんだ。

　空知管内長沼町のハイジ牧場の協力を得て毎年行われている「ミニ動物園」は、ウサギ、リクガメ、アヒル、ヘビ、ポニー、ヤギなどさまざまな動物が勢揃いし、子どもたちが各自で持ってきた野菜をあげたり、なでたりと思い思いに楽しんだ。

　ハイジ牧場の飼育係が「これは、ウナギ！だよ」と言いながらヘビを見せると、小さな子ほど抵抗なく触ろうとする姿もあったが、中には泣き出す子もいた。ヘビを首にぶら下げる体験では、思い切って挑戦する子どもたちもいた。

　ヘビをぶら下げた振内小２年の金澤はなさんは「怖くなかった。少し冷たかった。ヘビに興味があったのでおじさんにやってもらった」と話した。

　小林社長は「動物園が身近に無いので、動物と触れ合って楽しんでもらいたい。命の大切さを知ってもらいたいし、友達と仲良く会話して餌をやったり、触って楽しい 体験をしてほしい」と話した。

　振内保育所の西畑兼治所長は「実際に動物にふれあう機会がないので新鮮な気持ち。園児たちの心に残るだろう。こういう機会を作ってもらいありがたい」と感謝した。