海のごみ問題考えて 22日に「大森浜ビーチコーミング」、参加者募集【函館】
函館市大森町の大森浜の海岸を探索し、ごみ問題に触れる「大森浜ビーチコーミング」が22日午前10時から開かれる。大森浜で採集した漂着物を使ったアート作品の制作も行う。定員は先着順で30人。参加無料。
地球規模で問題となっている海洋プラスチックごみなど地球環境への関心を深めてもらおうと市の主催で昨年から開いている。
当日は元遺愛女子中学高校教諭の雁沢夏子さんとともに大森浜の海岸を歩き、漂着物を観察、採集する。その後、函館あさひ小学校に移動し、道教育大函館校の学生団体「アースデイ函館」の指導で、採集した貝殻や、ガラス片が波にもまれ角が取れたシーグラスを使い、アート作品を制作する。
参加対象は小学生以上の市民で、小学生は保護者同伴。当日は上履きを持参し、あさひ小に集合。雨天時は同校で環境問題を考える講話とアート制作を実施する。
市環境部は「プラスチックごみの削減など環境への意識を高めるきっかけにしてほしい」と参加を呼び掛ける。申し込み、問い合わせは同部(0138・85・8238)へ。
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