地元の魅力堪能 蓬莱山まつり2023 家族連れなど8千人来場【新ひだか】
【新ひだか】新ひだかのおいしいものを食べつくす「新ひだか町みついし蓬莱山まつり2023」(実行委主催)が2日、三石川河川敷の蓬莱山公園で開かれ、町内外から家族連れなど約8千人が来場しにぎわった。
町が誇る魅力ある地場産品を、山と川に囲まれた自然豊かな蓬莱山のふもとで味わってもらいPRする催し。バーべキューコーナーは約300席を設け、来場した家族連れらが、みついし牛を中心とした地元食材を堪能した。出店コーナーでは、地場産の牛や豚などの肉類、マスのちゃんちゃん焼き、ホタテ、牡蠣など新鮮な魚介類も好評。
ステージイベントは三石出身のシンガーソングライター、阿部卓馬さんがMCを務め、静内染退太鼓の勇壮な演奏で開幕。三石中学校吹奏楽部は息の合った演奏を響かせ、特殊詐欺啓発では北海道警察のマスコットほくとくんと静内警察署の警察官が軽快に警戒を呼び掛けるラップを披露。Tダンススクールもダンスで開場を盛り上げ、阿部さんやほしのしほさんのステージも熱気に包まれ、来場者は惜しみない拍手を送った。
午前と午後の2回の餅まきも子どもから大人まで多くの人でにぎわい、当たりを拾った人にはみついし牛などの特産品がプレゼントされた。
また、会場では、乗馬&ふれあいコーナー、道警、陸上自衛隊、海上保安署、日高中部消防組合三石支署、日高建設協会プログレス日高などによる子どものパトカー試乗や、制服を着て記念撮影、高所作業車試乗体験なども登場し子どもたちの関心を集めた。
会場を訪れた家族連れは「みついし牛をはじめ美味しいものをたくさん食べることができて最高です」と笑顔。バーベキューコーナーでは、あちらこちらで、地元の食材に舌鼓を打つ来場者の姿が見られた。
実行委の橋本勝司委員長は「たくさんの人が来てくれた。おいしいものを食べて、町の魅力を知ってもらい、まつりを通して町民が町に誇りを持ち、郷土愛を育むことにつながってほしい」と話していた。
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