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釧路新聞

ピーチ釧路―関西線運航再開  10月27日まで【釧路市】

 ANAグループの格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの釧路―関西(大阪)線が2日から季節運航を開始した。同路線は2018年8月1日に開設され、昨年度は約7万7000人が利用したが、今年3月26日から運航を休止していた。道外からの観光客の足となる航空路線の運航再開に、観光関係者は期待を寄せている。

 今回の運航は10月27日までで、週4日(火・木・金・日)、1日1往復する。運航する機種は188席のA320neo。

 釧路―関西線の乗降客数は19年度は約10万5000人で、コロナ禍の20、21年度は5万人前後に落ち込んだものの、22年度は7万7000人近くに回復した。しかし、23年度は国際線の運航再開に伴う機材繰りなどの理由から運航休止した。

 釧路総合振興局がまとめた22年度の釧路管内の観光入込客数は約619万人で、コロナ禍前の19年度比で8割まで回復。釧路空港の便数が増加したことを要因に挙げている。

 今年はピーチの関西線のほか、JALの中部(名古屋)線(8月1~31日まで週4日)、2年ぶりとなるANAの伊丹(大阪)線(8月11~15日まで)が季節運航する。また、10年ぶりとなるフジドリームエアラインズのチャーター便が山形や高松、岡山、新潟、静岡などに27便運航する。釧路市観光振興室の担当者は「観光地はこれから繁忙期なので大いに期待している。釧路市民が旅行に利用してもらう取り組みも展開したい」と話している。

 2日には169人が搭乗したピーチ関西線の初便が午後2時55分に釧路空港に到着。くしろ広域観光誘致推進協議会(会長・蝦名大也釧路市長)による歓迎セレモニーが行われ、観光パンフレットなどをプレゼントした。大阪府岸和田市から夫婦で来釧した池田孝昭さん(52)は、「ツルが見られる公園に行き、釧路で1泊して知床へ行きたい」と話していた。

歓迎の品を渡され笑顔を見せる関西線初便の利用客

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