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函館新聞

北方領土ポスターコン入賞作品 1日から函館市電に掲示【函館】

中づり広告を手にほほえむ畠山君(左)と佐藤さん

 北方領土問題の啓発に取り組む、千島歯舞諸島居住者連盟函館支部後継者手結(てい)の会(井田範行代表)は、昨年度の第21回「北方領土の日ポスターコンテスト」(道主催)こどもの部入賞作品(渡島地区の作品)2点を、1~31日に函館市電の中づり広告で掲示する。

 渡島地区からの入賞は、222点の応募の中から佳作に輝いた、函館白百合学園高校1年(受賞当時函館臼尻中3年)の佐藤心美さん(16)と、函館港小学校6年(受賞当時同小5年)の畠山紡君(12)。

 佐藤さんの作品は、北方領土の地図の周辺にオジロワシやウトウ、ハクサンキスゲ、カタオカソウなど、島に生きる動植物を配した。佐藤さんは、小学生時代から北方領土問題に関心があったといい、友人に勧められたことを機にコンテスト応募を決めた。「北海道には少なくなった自然が残っていると知り、絶対に返還してほしいという思いを込めた」と話す。

 畠山君の作品は、北方領土を代表する鳥類のエトピリカとシマフクロウが島々を囲むデザイン。鳥は太いクレヨンで白く縁取りし、水彩絵の具で彩色した。学校の授業で知った北方領土を多くの人に知ってもらおうと、応募を決めたといい「入賞はうれしい。(市電への掲示を機に)たくさんの人に見てほしい」と笑顔を見せる。

 ポスターには「2月7日は、北方領土の日」のコピーとともに、連盟の活動を紹介する動画などの二次元コードも掲載する。井田代表は「若い人に興味を持ってもらえれば」と期待を込める。

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