安全運転を誓い宣言 セーフティラリー北海道の出発式【浦河】
7月1日から10月31日までの123日間、日常の運転を通じて無事故・無違反をチームで競う浦河警察署管内(浦河、様似、えりも3町)の「セーフティラリー北海道2023」の出発式が6月30日、浦河町役場駐車場で行われ、参加者が期間中の安全運転を誓った。
セーフティラリーは浦河地区から全道に広がった交通安全運動で、今年で30年目を迎えた。1チーム5人全員が123日間の期間中、無事故・無違反で経過することを競うもの。ラリー参加者のみならず、地域住民や事業所全体の交通安全意識高揚を目的に実施している。浦河地区安全運転管理者協会(佐藤尚武会長)などが主催。
昨年は203チームが参加し、185チームが完走。完走率は過去最高の91・1%となった。今年は185チーム、895人(6月29日現在)が完走を目指す。
出発式で佐藤会長は「北海道の交通事故による死亡者数はセーフティラリーが始まった平成6年の619人に対し、昨年は115人と、この30年間で大きく減少しているが、先日も渡島管内八雲町で大型バスとトラックが衝突し、5人が亡くなるなど悲惨な交通事故が後を絶たない。今回参加される皆さんには交通事故のない、安全・安心な地域づくりのほか、全チーム無事故・無違反で完走を目指し、一人ひとりが安全運転に努めてほしい」とあいさつした。
来賓の浦河警察署の星川茂生署長と池田拓浦河町長も参加者たちを激励した。
最後に参加者を代表して、浦河町役場町民課の竹田慈元(じげん)さんが「交通事故の悲惨さを深く認識し、交通事故ゼロや無事故・無違反を達成し、安全で住み良い地域づくりをここに誓う」と宣言した。
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