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日高報知新聞

23人がフィニッシュライン到達 オフロードバイクの技術競う【日高】

川岸から45度近い斜面を一気に駆け上るライダー

【日高】自然の中に設定されたコースでオフロードバイクの技術と耐久性を競う「第4回ヒダカロックス・エクストリームエンデューロG―NET全日本ハードエンデューロ選手権2023シリーズ第4戦」(実行委主催)が6月24、25日の両日、日高町で開催された。日高モーターサイクリストクラブ所管。株式会社ハタナカ昭和、日高三岩採石事務所、日高町、日高北部森林管理署など協力。

 地元のバイク愛好家で組織するHTDE大会実行委員会(神保一哉実行委員長)が準備を進め、今年も全国のトップ選手104人がエントリーした。 

 24日は制限時間90分の「ロックス・ライツ90」と予選タイムトライアルの「アイアンロード・プロローグ」の2レースが実施された。「ロックス・ライツ90」はロックスの本コースを走破するのは厳しいが、みんなと一緒にロックスを楽しんで、アイアンロードも体験し、ロックス決勝の観戦も楽しみたいライダーが対象。「アイアンロード・プロローグ」は、スタートからフィニッシュまで約5㌔の比較的ハイスピードのコースで行われるタイムトライアル。各ライダー1回のタイムアタックを行い、結果により決勝スタート列を決定する。

 25日は「ハードロック・ヘアスクランブル決勝」が行われた。制限時間は2時間30分で、コースは多くの難セクションを含む約10㌔。途中数カ所のチェックポイントを通過しながらフィニッシュラインを目指し、着順を競った。フィニッシュに到達しない選手の順位は、最終的に到達したチェックポイントで着順となり、各クラスで表彰。制限時間を経過した時点で競技が終了する。

 23人のライダーがフィニッシュラインに到達。昨年より難易度が上がったコースだったが、ライダーのスキル向上が著しく完走者は増加した。

 神保実行委員長は「日高の魅力を全国にPR する絶好の機会。日頃の鍛錬の成果を存分に発揮し競技を楽しみ、明日への活力にしてほしい」と話した。

 なお、9月15~17日には、「2023日高ツーデイズエンデューロ2023MFJ全日本エンデューロ選手権第7/8戦」が予定されている。

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