旅客ターミナル２階に設置された七夕飾り

　 七夕の雰囲気を楽しんでもらおうと、釧路空港旅客ターミナル２階の出発ロビーに、七夕飾りで彩られたヤナギの木が９日まで設置されている。

　北海道エアポート釧路空港事業所（袴田慶一所長）が、各航空会社や第１管区海上保安本部釧路航空基地などの協力を得て、６月２７日に設置した。設置は２０１１年から始まり、今年で１３年目。

　一般に七夕飾りに使われるササやタケは道内で入手が難しいため、木は毎年、市内の近藤林業（長田武興社長）から寄贈を受けており、今年は高さが約５㍍。同月２８日から空港利用者らが健康などの願い事を書き込んだ短冊が掲げられている。

　短冊は期間終了後、各航空会社の協力で各地の神社に奉納する予定。同事業所の木村孝徳課長は「皆さんの願い事を飛行機に乗せて奉納させてもらいます」と話している。