道内外から大勢のファン

　日本中央競馬会（ＪＲＡ）の函館競馬が１０日、函館競馬場（駒場町）で開幕した。道内外から５２６９人の競馬ファンや家族連れらが来場し、レースやグルメ、イベントを楽しんだ。７月１６日まで。

　午前９時５０分の第１レースから盛況。第３レースには函館出身の丹内祐次騎手と川端海翼騎手、七飯出身の鷲頭虎太騎手の３人がそろい踏みし、声援が飛んだ。場内では「モルック」の体験コーナーや女性向けの「ＵＭＡＪＯ　ＳＰＯＴ」などが設けられている。

　「函馬グルメフェス」と銘打ったスペースでは、塩ジンギスカンやブリ塩ラーメン、ピザなど多彩なグルメが並んだ。盛岡市から訪れた会社員、高橋千冬さん（２４）は「函館競馬場は初めて来たが、居心地が良い。おいしい食べ物を食べて競馬も当たれば最高」と話していた。

　今年は４年ぶりにゲストイベントが復活。函館スプリントステークス（ＧⅢ）が行われる１１日には元プロ野球選手の糸井嘉男さんのトークショーを予定している。

今季の函館競馬が開幕し大勢のファンでにぎわったスタンド（写真は第３レース）