B・Bと一緒に植樹しお祝い
「はこだて花かいどう」20周年
函館花いっぱい道づくりの会(折谷久美子代表)は10日、石川町の国道5号沿いで展開する「はこだて花かいどう」の活動20周年を記念したイベントを開いた。構成団体の28団体から約800人が参加。歴史を紹介するビデオ上映やベゴニアなど約7500株の植樹を行い、節目を祝った。
2004年から函館インターチェンジ付近で協力企業から提供を受けた花を植え、函館を訪れたドライバーらをもてなしている。日ごろから活動を支える団体や参加者に感謝し、活動継続の周知をしようとイベントを開いた。
函館開発建設部の函館除雪ステーションを会場に開いたセレモニーでは、沿線町会を代表し石川町会の山崎敏昭会長が「始めた時から若い人に活動を伝えていくことが大切だと思った。これからも皆さんと続けたい」、折谷さんは「花を見た人が笑顔になってくれる。20年もの間、花の植栽から撤去まで続けてくれた皆さんに感謝します。今日は楽しんで花を植えてほしい」と呼び掛けた。
植栽には北海道日本ハムファイターズのマスコットキャラクター「B・B」も参加し、子供らとベゴニアなどを植えた。このほか会場では紅白もちなどをふるまった。折谷さんは「函館を離れた人も来てくれて懐かしい気持ちにもなった。次の世代を担う子どもたちが活動しやすい環境を作っていく」と話した。
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