ICT活用の農業に理解 伊達開来高3年生が研修センター訪問【伊達】
伊達開来高校(藤村学校長)の3年生16人は6日、「だて学」の授業で、伊達市西関内町の関内農業研修センターや旧稀府小跡地に完成した稀府農業研修センター(中稀府町)などを訪れた。生徒たちはフィールドワークを通じ、情報通信技術(ICT)機器を活用した農業に理解を深めていた。
TEAM「ゼロカーボンいぶり」の脱炭素人材の教育を目的としたゼロカーボンカレッジの一環。伊達市農務課の山根智樹さんによる講義後、関内農業研修センターや稀府農業研修センター、ユーラスエナジーグループ(東京)の風力発電所「ユーラス伊達黄金ウインドファーム」などを見学した。
稀府農業研修センターでは、化石燃料を使わない木材ペレットのボイラー、ハウス内の光や水分、二酸化炭素などをリアルタイムで計測・管理できる環境制御システム「プロファームコントローラー」などの説明を受けた。同センターは6月中旬に開設し、ミニトマトの栽培を始める。山根さんは「どう運用できるか、冬でも効率よく栽培できるかなどを調べる。まずは伊達から、将来は胆振にどんどん広めていきたい」と話していた。
3年の乾辺紘杜さん(18)は「農業とは力仕事というイメージがあったが、身近にICTを活用した農業があり、どんどんと変わってきていることを実感した」と話していた。
関連記事
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】