カーネーション色彩豊か 七飯で共選始まる【七飯】
【七飯】全道トップの生産量を誇る七飯産カーネーションの共選が、JA新はこだて七飯営農センターの施設で始まった。ピンクなど色彩豊かなカーネーションをパート従業員50人が選別、箱詰め作業に励んでいる。11月末まで。
今年の共選は1日に始まり、現在は日・火・金曜の週3回受け入れ、道内や関東の市場に出荷している。7月から毎日稼働し、関西や九州方面にも送る。生育は順調で、1日の共選初日には昨年の1・5倍の入荷があったという。
JAによると、町花卉(かき)生産出荷組合カーネーション部会(山田康生部会長)は、30戸がスプレー系820万本(100品種)、スタンダード系80万本(40品種)の計900万本を出荷予定。8月の旧盆や9月の彼岸に向けピークを迎える。
七飯産は、品質面も輪数が多く、ボリュームがあり、茎がしっかりして市場評価が高い。JA七飯営農センター生産施設課の壁坂俊哉係長(40)は「新型コロナウイルス禍で葬儀やブライダルの縮小傾向が定着してしまったが、高値販売できるよう頑張りたい」と話している。
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