赤ちゃんポニーと写真に納まる福田代表（後列左）や来場者ら

　北日本乗馬サービス・バンダナ（登別市札内町、福田秀男代表）で、昨年に引き続きポニーの赤ちゃんが誕生した。お母さんに寄り添ったり元気に走り回る愛らしい姿が来場者の人気を集めている。

　ポニーは例年４、５月の春先に出産シーズンを迎える。赤ちゃんは５月３１日、母・ツイッギー（５）と、昨年静内町の牧場から借りてきた父・ゴエモン（１０）との間に誕生。生まれた時の体重は約８キロで、ジョニーと名付けられた。

　ツイッギーにとって初めての出産だったが「予定通りに無事出産してくれた」と一安心の様子の福田代表。「とても元気で３０分ほどで歩き始めた」という。やんちゃな性格で、母親にぴったりと付いて歩いたり元気に走り回るなど、順調に成長している。

　乗馬体験に訪れた山口県の歯科技工士、島津咲絵さん（２４）は「初めてポニーの赤ちゃんを見ました。意外と力が強かったけど、モフモフしていてかわいいですね」とジョニーを抱えて笑顔を浮かべていた。

　バンダナでポニーが生まれたのは２年連続。福田代表は「ぜひ多くの人に見てもらいたい。このまま順調に元気よく育ってほしい」と話している。

　バンダナは１９９３年にオープン。施設内では現在ポニー３頭、乗用馬１２頭のほか羊や犬なども育っている。引き馬（２０分、２２００円）や乗馬体験（４５分、５５００円）、外乗（９０分、１万１千円）なども実施している。

　問い合わせは福田代表、携帯電話０９０・９７５６・０８８２へ。