LANDに集い学生交流 とかち財団事業「サークル」始動【帯広】
とかち財団(帯広市、金山紀久理事長)は3日、運営する事業創発拠点LAND(市内西2南11)で、自身のやりたいことなどに挑戦する若年層コミュニティー「LANDサークル」のキックオフイベントを開催した。十勝管内の大学生ら13人が集まり、主催者からサークルの説明を受けたほか、自己紹介、ゲームを行って交流した。
同サークルは、とかち財団の学生向け新事業で、活動を通して起業家精神を身に付けてもらおうと企画した。管内の専門学生、大学生、短大生で構成され、挑戦したいことがある学生に対して助言や支援などを行う。
前半の活動説明では、同財団の山口壮太さんが挑戦したいことがまだ見つかっていない学生に対して、複数人で行うサークル活動への参加を呼び掛けた。首都圏の大学との交流イベントや札幌市・地下歩行空間への出店などの活動例を挙げ、活動を通して課題解決力などを身に付けることができると説明した。
サークル生の帯広畜産大学4年の坂元奥穂さん(21)は「違う関心を持つ人とも関わることができて良かった。視野が広がった」と話していた。また、見学生の同大2年の野元美海さん(19)は「予想していた以上に同世代の人から刺激をもらえた。今後、活動の幅を広げたい」と意欲を示した。
今後、個人面談やミーティングを行い、活動を本格化させる予定。
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