甘みが自慢のブロッコリー JA木野 出荷スタート【音更】
JA木野(黒田浩光組合長)の選果場で、全国に向けたブロッコリーの出荷作業が進められている。音更町は道内有数の生産地として知られ、10月末まで作業は続く。
同JAでは、おとふけ、士幌町を含めた3JAのブロッコリーの選果を担う。今年は計78戸が140ヘクタールで栽培した約1200トンを出荷する見込み。
今年の作業は3日にスタートした。7日は約20人が作業し、鮮やかな緑色のブロッコリーの余分な茎や葉を包丁で手際よく切り落とし、発泡スチロールの箱に詰めていた。鮮度を保つため、氷も一緒に詰めて発送する。ピークの7月上旬ごろには50人ほどが作業に当たる。
関東を主に、関西や東北、九州、沖縄などにも出荷する。同JA営農部の佐藤誠司青果課長は「干ばつの影響があった昨年のスタート時に比べれば、今年は順調な滑り出し。十勝特有の寒暖差によって、甘みやしまりのあるおいしいブロッコリーをぜひ味わってほしい」と話している。
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