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函館新聞

7月に青森LGBTフィルムフェス、函館からも参加を【青森】

県内初上映となる「I Am Here~私たちはともに生きている~」のメイン画像(提供)

 【青森】LGBT(性的少数者)などをテーマとした映画祭「第16回青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル」(実行委主催)が7月1日午後1時から、JR青森駅前の複合施設・アウガ(青森市)で開かれる。LGBT当事者の思いを描く3作品を上映。実行委は「青森までぜひ足を延ばして参加してほしい」と呼び掛ける。

 LGBTを扱った映画の上映を通じ、人権を考える機会をつくろうと2006年から開催。新型コロナウイルスの影響で昨年3年ぶりに開催。成田容子実行委員長=青森市在住=は「久しぶりに会場から多くの笑い声が聞こえ、オンラインではなく、みんなで集まって一緒に映画を楽しむ場にこだわってやってきて良かった」と振り返る。

 今年は、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの当事者の思いに迫るドキュメンタリー「I Am Here~私たちはともに生きている」(2020年、浅沼智也監督)、生きづらさを抱える青年の葛藤を描く昨年公開の映画「世界は僕らに気づかない」(飯塚花笑監督)の2作品は県内初上映。自らゲイであることを公表した米国・サンフランシスコの市政執行委員の暗殺事件やその裁判を描いたドキュメンタリー「ハーヴェイ・ミルク」(1984年、ロバート・エプスタイン監督)は多くのリクエストに応え再上映する。

 成田実行委員長は「多くの人に見ていただきたい3作品。例年函館から多くの人が参加し、映画祭は青函交流の場にもなっている」とPRする。

 3つのプログラムを鑑賞できる1日通し券は前売り2500円、当日3000円、1プログラム券は前売り1100円、当日1300円。前売り券の購入は同映画祭ホームページの問い合わせフォームから申し込む。

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