まちをきれいに 北海道乳業が牛乳の日で清掃活動【函館】
北海道乳業(函館市昭和3)は1日、日本乳業協会(東京)の呼び掛けに賛同し、全国一斉の清掃活動に参加した。社員18人が、工場周辺などのごみを拾い、地域美化に貢献した。
国際連合食糧農業機関(FAО)の提唱で6月1日は「牛乳の日」、6月は「牛乳月間」となっている。1日は乳業メーカー各社が周辺の美化活動を行い、牛乳への関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの人に知ってもらうのが狙い。昨年は全国40社の120事業所、2000人が参加した。同社の参加は昨年に続き2回目。
出発式で小本秀輝取締役工場長が「住宅地の中で生産活動をするには、地域との共存が重要。これからも活動を続けたい」とあいさつした。
参加者は3班に分かれ、各自が火ばさみ、軍手、ビニール袋を手に紙くずなどのごみを拾った。半海啓二酪農部長は「酪農情勢は厳しいが、牛乳の日を通じ牛乳に目を向けてもらえたらうれしい」と話していた。
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