エスコン、ニセコ人気 今年行った市内中学校の修学旅行先【帯広】
帯広市内中学校の修学旅行が13日までに全校で終了した。今年は、3月に開業した北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)を訪れた学校が全13校中8校に上り、関心の高さがうかがえた。4年ぶりにマスク着用や黙食が緩和され、各施設の訪問受け入れや集団活動も再開し、学校関係者は「通常に戻りつつある」としている。
修学旅行の行き先は、市教委の修学旅行実施基準の改定で2014年度から距離規定が無くなった。15年に緑園中が市内で初めて東京方面を訪れ、コロナ前の19年は緑園中と第七中が関東、大空中(当時)が東北を訪問。コロナ以降は、旅先で感染した場合に保護者が迎えに来ることを踏まえて、全校が道内としている。
1位は定番の函館
行き先別では、修学旅行を実施した全13校(八千代は3学年が1人のため昨年度に実施済み)が函館市を訪問。帯広とは異なる歴史や文化、街並みに触れられるとして定番のようだ。
次いで多い後志管内ニセコ町でのラフティング体験では「仲間と協力し、一つのボートで波を越えていくわくわく感が味わえる」(緑園中)などとして、コロナ前から選ばれている。エスコンフィールド北海道を組み入れた8校では3校が試合観戦、5校が施設見学を楽しんだ。
学校現場では4月からマスク着用が任意となり、今月8日には新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に移行した。第五中では昨年まで感染防止のため1クラス当たりバス2台を用意していたが、今年は各クラス1台に戻し「車内も生徒が考えたレクレーションで盛り上がり、コロナ前に近い形だった」。
各施設の訪問や集団での活動も制限が緩和された。大空学園では生徒がそれぞれ興味のある札幌市内の専門学校を訪れたほか、第二中は小樽でAR技術を駆使して戦う最先端テクノスポーツを体験した。
関連記事
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】