つるぼーの家で販売している「星空の黒牛」と「つるいトマト」のミートソース

　【標茶、鶴居】両町村の特産品を改めてＰＲしようと、標茶産牛肉と鶴居産トマトを組み合わせたミートソースが人気を集めている。コラボレーション第１弾のメンチカツ「ぎゅっち」が好評だったことから、第２弾の新商品が加わった。

　新型コロナウイルス感染症の影響で牛肉や乳製品の消費が落ち込む中、消費拡大を目指し、２０２０年５月から標茶の「エフシーエス」が生産する「星空の黒牛」、鶴居・酪楽館のナチュラルチーズを使ったメンチカツ「ぎゅっち」を「鶴居たんちょうプラザ・つるぼーの家」で販売。週末は１日１００個以上売れる人気商品で、新たに昨年末から第２弾のミートソースを同店で売り出した。

　今回は、星空の黒牛のひき肉に村内の建設会社、山口工務店が栽培する人気のミニトマト「つるいトマト」を組み合わせた。小さかったり、つぶれるなど、通常販売できないトマトを有効活用。売れ行きも上々という。商品化を企画した鶴居村振興公社の赤本卓也さんは「トマトの甘みと牛肉の肉感を楽しめるミートソースに仕上がっている。今後は星空の黒牛と鶴居のチーズを使うコロッケも商品化してみたい」と話している。価格は１６０㌘入りで６８０円。