ページめくって「色」感じて 中央図書館で開架展示【函館】
函館市中央図書館は、今年度最初の開架展示「Color(カラー)」を開いている。色にまつわる小説やエッセイ、写真集など約170冊が並ぶ。27日まで。
道立函館美術館で開かれた色彩に関する現代アートや絵画の展覧会からヒントを得て、同館スタッフがあらゆるジャンルから色を感じられる本を厳選した。
同館のお薦めは「百色(ももいろ)図鑑」(みらいパブリッシング)。著者の北山建穂さんが撮影した栃木県日光市の自然の写真集で、月ごとの風景から日本の伝統色をピックアップし、短い文章で情景をつづっている。「檸檬(れもん)先生」(講談社)は音や数字に色が見える「共感覚」を持った少年が主人公の小説。
同館の担当者は「本の見た目、読んだ時に感じる自分だけの色を楽しんで」とPRする。水曜休館。開館時間は午前9時半~午後8時。
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