新入園児（うさぎ組）と保護者らによる記念撮影

【日高】町内富川北の幼保連携型認定こども園富川ひばり幼稚園（高松正幸）は５日、同園で入園式を執り行った。

　同園は町内初の認定こども園。老朽化が進む富川ひばり幼稚園と町立二葉保育所を統合し、幼稚園の教育機能や保育所の長時間保育の機能などを併せ持つ幼保連携型「認定こども園富川ひばり幼稚園」と名称を変え、今年度は新園舎になって初の入園式。

　全園児数は、０歳児組４人、１歳児組13人、２歳児組15人、新入園児の年少組（うさぎ組17人、りす組18人）35人、年中組27人、年長組37人の計１３１人。

　式辞で高松園長は「これから幼稚園生活が始まります。幼稚園は新しくなり遊ぶ物もいっぱいあります。よく遊んで毎日幼稚園に通ってね」と優しく語り掛け、父母らには「新しくなった園舎での初めての入園式。安全と安心感を与えることが大事。スタッフ一同、子どもの目線に立ち見守っていきたい。心配や不安なことがあったら、遠慮なく申し出てください」と呼び掛けた。

　来賓の福山潤一郎理事長は「あいさつはとても大事なこと。一番初めに覚えることはあいさつ。元気なあいさつをしてください」と話した。

　在園児歓迎の言葉で年長組の鈴木雄翔君と阿部歩乃花ちゃんが「りす組・うさぎ組の皆さん、幼稚園では楽しいことがいっぱいあります。たくさんのお友達や先生と毎日元気に遊びましょう」とあいさつ。

　入園式に参加した保護者の伊藤彩さんは「子ども達も友達が増えること、新しい園舎で楽しく遊べることを心待ちにしていた。親としていろいろなことで協力していきたい」と話した。