鈴木選手健吾

　６月２５日に千代台公園陸上競技場発着で開催される「２０２３函館マラソン」の、ハーフマラソンの部に出場する招待選手１３人（男子１０人、女子３人）が５日、発表された。男子フルマラソンの日本記録保持者、鈴木健吾選手（富士通）と妻で東京五輪女子マラソン出場の一山麻緒選手（資生堂）が夫婦で出場するほか、昨年の優勝者で東京五輪出場の前田穂南選手（天満屋）、今年３月の大阪マラソンで初マラソン日本最高を記録した西山和弥選手（トヨタ自動車）ら有力選手が顔をそろえる。

　男子はこのほか、かつて「市民ランナー」として活躍し、現在はプロランナーの川内優輝選手（あいおいニッセイ同和損害保険）や、昨年１０月の出雲駅伝と１１月の全日本駅伝でチームを優勝に導いた駒沢大陸上部のエース花尾恭輔選手が、１月の箱根駅伝を体調不良で欠場した悔しさをぶつける。また、帝京大の藤本雄大選手は北斗上磯中出身で、昨年は一般出場だったが今年は初めて招待選手に選ばれた。

　岡部委員長は「今年も注目の選手が数多くそろったので、マラソンファンのみなさんは楽しみにしてほしい」と話した。

　このほかの招待選手は次の通り（敬称略、かっこ内は所属）。 　▽男子＝中山顕（ホンダ）、相葉直紀（中電工）、矢萩一輝（中央大）、藤原優希（順天堂大）、伊福陽太（早大） 　▽女子＝鈴木優花（第一生命グループ）