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函館新聞

小陽たちが駆け回る 漫画「こはるの空とアニマルライフ」ラッピングバス運行【函館】

「こはるの空とアニマルライフ」の登場人物や動物たちが描かれたバス車両

 旭川在住の漫画家、加藤えりこさんが函館を舞台に描く動物漫画「こはるの空とアニマルライフ」のイラスト広告入りの函館バス車両が4月から函館・近郊の路線を走行している。主人公で新米獣医の小野小陽(こはる)らと40匹・羽以上の愛らしい動物たちが満開のサクラの下を駆け回る様子を描いた。

 作品はKADOKAWAの漫画誌「ASUKA」で掲載し、2018~21年に連載した「こはる日和とアニマルボイス」(全7巻)の続編。函館の動物病院に勤める小陽が動物のために奮闘、成長する姿を描き、実在の函館の建物や風景も登場。小陽たちは道内各地にも足を運び、活躍している。

 函館バスでは3月までの1年間、前作のイラスト広告を後背部に掲出した車両を運行。今回が第2弾で、乗降口側の車両左側面に加藤さんの描き下ろしイラストを掲出した。

 作品に登場する小陽の愛犬「そら」や個性的な動物たちのほか、函館市の鳥「ヤマガラ」、函館公園の動物施設で飼育されているミニチュアホース「サクラ」と「ラブ」をイメージした2頭が寄り添う姿も。青空の下に広がる満開のサクラと五稜郭タワーを描き、加藤さんは「春が終わって別の季節になっても、また春が待ち遠しくなるよう心掛けた」とする。

 加藤さんは「春のお出かけをコンセプトに、動物たちがバスといっしょに走るイメージ。成長して獣医になった小陽の姿も描けて大満足です」とし、「昨年こはるラッピングのバスが実際走っているのを見て、ものすごく感動した。今年もぜひ、こはるバスに乗って、おいしいものいっぱい食べて、たくさんお出掛けしてください」とコメントしている。

 掲出期間は2024年3月末まで。主に函館・近郊の通勤、通学者の多い路線で運行する。

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