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十勝毎日新聞

「地域おこし」来て 空き家や人材活用 協力隊募集【本別】

 本別町は、珍しい内容の仕事を担当する地域おこし協力隊員を募集している。「空き家等コンシェルジュ」と、人と仕事の橋渡し役を担う「地域のしごとサポーター」でそれぞれ1人。増加傾向にある空き家の利活用、労働力不足の解消や高齢者の生きがい創出など、町の課題解決に一役買う。町保健福祉課の門田浩史主査は「空き家や人材は町の財産。課題を希望に変える夢のある事業だと思う」と応募を呼び掛けている。

 町には2021年3月末現在で約350戸の空き家が点在している。人口減少が進み空き家は増加。住まなくなって長い年数がたち建物が傷む前に、住み替えや移住、定住の希望を持つ人に対して、住宅地や商業、農業地区などそれぞれの希望に合った“物件”を引き合わせる「空き家等コンシェルジュ」を必要としている。町内の空き家や店舗などを把握し、相談を受けたり、利活用のマッチングに関する企画や運営などを担当したりする。

 「地域のしごとサポーター」は、労働力不足に悩む事業者らと高齢者らを含めた就労希望者を引き合わせるなどして、地域経済の持続や住民の生活の質向上を図る。少子高齢化によって、さまざまな分野で地域を支える人材が不足する中、短時間や子育てをしながらなど、それぞれの状況に合わせた就労をサポート。また、働くことでの生きがいや健康づくりも支える。

 「空き家等コンシェルジュ」「地域のしごとサポーター」とも、応募資格は普通自動車免許や高校卒業程度の学力が必要。採用後は本別町に生活拠点を移し住民票を異動できる人で、年齢と性別は問わない。

 希望者は応募用紙(町のホームページ内からダウンロード)と、市販の履歴書に記入の上、町役場未来創造課(〒089-3392 本別町北2ノ4ノ1)へ郵送する。1次選考(書類選考)と2次選考(適性検査・面接)を行う。随時応募を受け付け、採用者が決定次第締め切る。門田主査は「両方の仕事とも重要。みんなが喜ぶような仕組みづくりになれば」と話している。

 問い合わせは未来創造課へ、電話(0156・22・8121)やEメール(tiikisk@town.honbetsu.hokkaido.jp)で。詳細は町のホームページに掲載されている。トップページの「地域おこし協力隊」から入れる。「地域づくり推進員」「有害鳥獣捕獲推進員」など五つの活動内容の募集も行っている。

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