全国５位に輝いた登別温泉

　旅行会社の投票でランキングする第３６回「にっぽんの温泉１００選」（観光経済新聞社主催）で、登別温泉が昨年よりも順位を一つ上げて５位に輝いた。道内では唯一のベストテン入り。泉質や雰囲気といったポイントが決め手となっており、全国屈指の湯どころとしての地位を保っているようだ。

　投票者が選んだ理由として「雰囲気」「見所・レジャー＆体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の４項目に分類されている。登別温泉は「雰囲気」が１１位。「見所・レジャー＆体験」が９位。「郷土料理・ご当地グルメ」が１２位。「泉質」は草津（群馬）、下呂（岐阜）に次いで３位。豊富な泉質から“温泉のデパート”と称される登別ならではの特色が人気獲得につながった。

　全体のランキングではこのほか、道内勢では十勝川温泉が１９位。胆振管内では洞爺湖温泉が昨年より順位を二つ上げて４６位だった。

　旅行会社社員など“旅のプロ”が選んだランキング。年１回実施しており、今回は有効投票数１万２７７８票に基づき、観光関連８団体による審査が行われた。