北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

釧路新聞

地元の業界詳しく解説 釧商業で企業人講話・交流会【釧路】

参加した企業の講話を聞きながらメモを取る生徒たち

  卒業後に就職を目指す生徒たちに地元企業を知ってもらおうと、釧路市と釧路商業高校(廣川雅之校長)は3日、同校で「釧路の企業人による講話・交流会」を開き、2年生約130人が現場で働く人たちの講話を聞き、職業についての知識を深めた。

  地元企業人が働きがいなどを伝えることで、生徒がさまざまな職種に興味関心を持ち、職業選択の幅を広げるとともに、仕事への理解不足を要因とする早期離職の防止を図ることが目的。2020年度に第1回目を開催し、昨年度は新型コロナウイルスの影響から中止となった。

  この日は金融、宿泊、車両販売、建設など多彩な業種12企業と、大学、専門学校、看護学校など6校が参加。交流会では企業ごとに教室や体育館にブースを設置。生徒10人程度を1グループに、1ブース約20分の講話を行った。生徒たちは企業人から仕事の内容や経営理念のほか、「やりがいが感じられるように自分に合った仕事を選んだほうがいい」などとレクチャーを受け、真剣な表情でメモを取るなどしていた。

 釧路スバル自動車の上原彰人専務は、市のホームページで企業を募集していることを知り、学生と企業の接点になると考え参加。講話では仕事に対する考え、やりがいなどを伝え「これから釧路で仕事をする成り手になってもらいたい」と述べた。建設関連のブースで講話を聞いた北村希央さんは「知らないことがたくさんあり興味が湧いた。事務系に興味があり、学校では簿記や電算の検定を受けているので、それを生かしたい」と話していた。市商業労政課では「若年者の地元定着を目的に開いているので、生徒に地元企業を知ってもらう機会になった」と話している。

関連記事

函館新聞

遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】

 遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...

函館新聞

GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..

 函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...

釧路新聞

アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】

 釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...

釧路新聞

防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】

 【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...

十勝毎日新聞

ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】

 帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス