２月26日に札幌市平岸プールで開かれる「第45回ジュニアオリンピックカップ春季水泳大会」に出場する浦河水泳少年団の川村南実さん（浦河第一中１年）が１月30日、浦河町役場を表敬訪問し、池田拓町長と浅野博嗣教育長に全道大会出場の報告と意気込みを伝えた。

　全道大会は道水泳連盟公認大会で基準タイムを突破した選手が出場できる。川村さんは、50㍍自由形と１００㍍同、２００㍍メドレー（４泳法）に出場する。

　この日、川村さんは、指導者の新井義典さん（40）と指導員で母の貴昌恵さん（46）とともに役場庁舎を訪れ、大会出場を報告。

　川村さんは「昨年は楽しむことが出来なかったが、今年は楽しみながら２００㍍個人メドレーの自己ベストを目指したい。平泳ぎでタイムを落とさないように頑張りたい」と抱負を述べた。指導者の新井さんは「今年は３種目に出場できる。本人が自己ベストを出せるように精一杯サポートしていきたい」と話した。

　池田町長は「大会で壁はあると思うが、友達を作ってきて下さい。練習の成果を本番にぶつけてほしい。浦河の地から応援しています」、浅野教育長は「色々な地域から出場する人と交流を深め、競技では自己ベストを目指して頑張って」と激励した。

　川村さんは、浦河町民プールが５～10月の利用期間を終えているため、現在は、週１回、胆振管内むかわ町まで通い、３５００㍍前後の長い距離を泳ぎ、平日は陸上トレーニングで体感や持久力、筋力の強化に励んでいる。

役場を表敬訪問した川村さん（中央右）と指導者の新井さん（同左）