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釧路新聞

大楽毛中生が販促ポップをローソンに寄贈【釧路】

 釧路市立大楽毛中学校(青木栄校長、生徒数115人)の特別支援学級に在籍する1年生3人が年末商戦の販売促進に向けたポップ広告を作製し、校区内のローソン大楽毛2丁目店(石川亨店長)に寄贈した。3人は「地域の役に立ちたい、貢献したい」との思いで取り組んだ。(嶋守善一)

 同校は、特別支援学級の生徒が地元の商店と連携することで、地域の一員としての誇りを持ってほしいとの思いで今回初めて企画した。作製したのは石岡 魁斗さん(13)、山下琉星さん(12)、菊地渉太さん(13)の3人で、ローソンのおせち料理の販売に向けたポップ広告(A1、A3判サイズ各1枚ずつ)を寄贈した。

 ポップ広告は厚紙に金色の包装紙で装飾を施し、同店が取り扱うおせち料理の画像を貼り付け「おせちご予約承り中!」との目立つ赤い文字を記した。来店客らの印象に残るよう、折り紙で立体的に作ったエビやかまぼこ、昆布巻き、カズノコなどを重箱に見立てた箱に入れ取り付けた。

 3人は12月初旬から自立活動の授業でアイデア考案や材質の選定を行った後、本格的に作製を開始し同15日に完成させた。山下さんは「エビを作る際に折り紙を工夫して折るなどいろいろ考えた。大変だった」、菊地さんは「出来栄えは90点。満足したものになった」とそれぞれ笑顔を見せた。

 山下さんと菊地さんは同20日に同店を訪問し、森田大介マネジャーに手渡した。ポップ広告はすぐに店内の看板に取り付けられ、店舗入り口の目立つ場所に設置。森田マネジャーは「年末に向けての商材を作ってもらい感謝している。従業員のモチベーションの向上にもつながり、店内が活気づく。来年もお願いしたい」と話していた。

 3人は同店にクリスマス商戦用に手作りのクリスマスリースなども提供している。

森田マネジャー(右)にポップを手渡した山下さんと菊地さん(左から)

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