飲酒運転根絶を呼び掛け【浦河】
飲酒運転根絶に向けて浦河警察署(佃正広署長)が日高地方安全運転管理者事業主会浦河支部(大沼孝司支部長)の協力で作成した啓発用コースターが完成し25日、同署大会議室で完成披露会を行った。デザインは浦河町在住のデザイナー山口このみさんが手掛け、サラブレッドをモチーフにしたコースターを飲食店などに配布し飲酒運転根絶を呼び掛ける。
飲酒運転根絶に向けた機運を高め、関係機関や団体、地域が連携した啓発活動で飲酒運転に伴う交通事故を防ごうと、浦河警察署と日高地方安全運転管理者事業主会浦河支部が協力した取り組み。コースターデザインはKomi desigNのデザイナーでイラストレーターの山口このみさんに依頼し作成した。
浦河警察署管内では、今年に入ってから飲酒運転に関する事案は4件発生している。同署では、12月に入るとさらに飲酒の機会が増えるとして、飲酒運転根絶に向けた啓発活動を強化する。
コースターのデザインは、酒を飲んで酔っ払った男性が「オクリマス号」と名付けたサラブレッドに帰路を送られていく様子をイメージしたもの。浦河の魅力であるサラブレッドをデザインに活用することで、地域の特性を生かしたコースターとなっている。
同署で行われた完成披露会には、佃署長と大沼支部長、山口さんが出席。山口さんがコースターデザインについて説明し、大沼支部長が「飲酒運転根絶に向けた取り組み推進を警察署、地域と一緒に頑張っていきたい」と述べて佃署長にコースターを手渡した。
山口さんは「お酒を飲む場は楽しい時間。コースターを目にして、お酒を楽しんだあとは、気持ちを引き締めて飲酒運転をせずに安全に自宅まで帰ってほしい」と飲酒運転根絶を呼び掛けた。
コースターは、12月の飲酒運転根絶対策期間中、同浦河支部と浦河町、様似町、えりも町の料飲店組合を通じて、各飲食店に配布する。
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