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日高報知新聞

三石翔武館が団体小学生の部優勝【新ひだか】

【新ひだか】町内の剣道場・三石翔武館(野口誠館長)は23日、千歳市開基記念総合武道館で開かれた「第37回北海道スポーツ少年団剣道交流大会」(道スポーツ協会スポーツ少年団など主催)の団体小学生の部で初優勝し、全国大会出場を決めた。

 同大会の団体小学生の部は、全道の各地区から27チームが出場し、予選リーグとトーナメント戦で争われた。

 三石翔武館の団体小学生の部は、先鋒・及川結翔選手(白老・4年)、次鋒・野口愛乃選手(三石・5年)、中堅・佐藤成之助選手(様似・4年)、副将・池田美咲選手(三石・6年)、大将・深澤魁選手(荻伏・6年)のメンバー。

 予選リーグでは、十勝A(帯広)、オホーツクB(網走)、桧山B(今金)のGブロックを全勝で勝ち上がり決勝トーナメントへ。1回戦は札幌Aに3―2、準決勝は空知A(新十津川)に3―2、決勝は渡島A(森)に3―2と、強豪相手にも連勝し優勝を勝ち取った。また、中学生個人の部(54人)では、清水虎太郎選手(様似・2年)がベスト8に入った。

 大将の深澤選手は「最初は調子が悪く、先生のアドバイスで調子を徐々に上げ、優勝できてよかった。全国に向けてしっかり練習して最高の試合をしたい。いろいろなことを教えてくれる先生に感謝しています」と喜んだ。

 野口誠館長(64)は「チームが一つになって助け合って戦った結果の優勝。強豪の札幌や新十津川を倒して勝ち上がった。これからも強い気持ちを持って向かっていくことを心掛けてほしい」と選手をたたえた。

 全国大会は、来年3月25日から新潟県上越市の謙信公武道館で開催される。

全道27チームの頂点に立った翔武館の小学生選手たち

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