多くの市民でにぎわった「あったかよじょう屋台村」

　【網走】中心市街地にぬくもりとぎわいとをつくり出す「あったかよじょう屋台村」が25、26日の２日間、まちなか交流プラザ「まちプラ」で開かれた。

　網走ＴＭＯ事業委員会らが主催する恒例の行事。本年も、開店時間前から多くの市民が訪れ、まちプラが楽しく、明るい雰囲気に包まれた。

　一番人気の地元新鮮野菜の直売会は、根菜類を中心に１００円からの「あったか特価」で大盤振る舞い。

　ホウレン草や玉ネギ、黒豆などの豆類、長イモなどの地元野菜も並び、主婦らを喜ばせた。

　網走のゆるキャラ「ニポネ」をかたどった大判焼き「ニポネ焼き」も、２年連続で屋台村に出店した。

　会場前では白い湯気をもうもうと上げてジビエラーメンの実演販売も行われ、揚げたてかまぼこも人気を集めた。

　まちプラ名物の〝ふるさと駅弁〟の「カニめし」や、網走なるとの若どり半身揚げ、ザンギを買い求める市民でにぎわった。

　地元野菜を買い求めた主婦は「なんでも値上がりして大変だけど、ここの野菜は安くて新鮮。毎年楽しみにしています」と話していた。