食事楽しみ住民交流 元町おてら食堂でマルシェも初開催【釧路市】
お寺の大広間に集い、格安でバランスの良い食事を楽しむ「元町おてら食堂」(実行委主催)が12日、釧路市内の本行寺で開かれ、多くの地域住民でにぎわった。境内では五明鮮魚店(川上町4)が新鮮な魚介類を販売する「元町マルシェ」も初開催され、子供から高齢者までさまざまな世代間の交流が生まれていた。
おてら食堂は「お寺の大広間を地域の居間に」を合言葉に2017年から始まり、隔月で開催されている。予約がいらず、300円(小学生以下100円)で栄養バランスのよい食事が楽しめ、毎回100~200人ほどが利用している。同マルシェは、スーパーが無い元町地域の買い物難民の手助けにと初企画され、羅臼産のホッケ、タラコやカレイなどが並んだ。
代表で大成寺住職の藤井敬亮さんは「マルシェは今後の反応を見ながら野菜などの販売もしていければ」と話していた。次回は7月21日。問い合わせは同寺0154(41)2765へ。
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