穂別博物館と周辺エリア再整備 推進チーム設立へ むかわ
むかわ町の竹中喜之町長は、胆振東部地震からの「復興拠点施設」として2025年度の完成を目指している穂別博物館とその周辺エリア再整備に向けて、町職員で組織する事業推進チームを新たに設立することを明らかにした。チームは17日に正式発足させ、辞令交付を行う予定としている。
町によると、同再整備では同エリア内に博物館機能だけでなく未来を見据えた機能も備えさせ、潜在する地域課題を解決する拠点にすることを目指す。
チームは、具現化に向けた仕組みの構築のために組織し、課長級をチームリーダー(1人)、主幹級・グループ長クラスをサブリーダー(2~3人)に据え、庁内公募した一般職(6~8人)で編成。総務企画課と兼務または併任する形で本庁舎に隣接する多目的スペースを拠点に週2、3日の専門業務に当たる。
主な業務は、▽事業者との連絡調整窓口、担当部署との連絡・調整作業▽まちづくり委員会や地域協議会など住民説明に係る補助▽事業者の提案を基にしたデザインエリアの検討▽先進事例の調査及び視察▽実施設計・工事に向けた予算要求資料の作成▽まちなか再生基本計画の推進に向けた会議への出席―など。任期は来年3月末までとしているが、場合によって延長することがあるという。
7日の記者会見で発表し、竹中町長は「まちなか再生はインフラだけではなく、社会や地域課題への対応が求められている。組織の横断的な連携を枠組みとして次世代への価値創造、共創を目的としてチームをつくる」と説明。事業に対して「一定のスピード感を持って町民の合意形成を図っていく」としており、「皆さんの主体的な復興活動、外的支援との連携、地域にある資源を使いながら、復興感を高めていきたい」と意欲をうかがわせた。
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