新鮮なサンマ炭火で 3年ぶりの祭り盛況【根室】
第30回根室さんま祭り(同協賛会主催)が9日、根室港特設会場で開かれた。おととし、昨年と新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止を余儀なくされたが「さんまのまち根室を少しでも元気にしたい」と開催。3年ぶりの祭りは天候にも恵まれ、1日限りのイベントに約8100人が来場、根室のサンマを堪能した。
コロナ対策をした会場では約4㌧のサンマを用意。箸とトレーを100円で購入し生サンマ、塩サンマ食べ放題の岸壁炉端のほか、16匹と18匹入り(約2㌔)で予約販売したサンマの箱売りに長い行列ができていた。
神戸から旅行で来たという上田正夫さん(75)は「ラジオでさんま祭りがあると知って初めて来た。サンマが大好きなのできょうは楽しみたい」とにっこり。何度も来ているという札幌の夫婦は「根室のサンマはいつもおいしい。ニュースではサンマは小ぶりといっていたがまあまあ大きい」。中標津から初めて来たという親子は「来て良かった。まだまだ食べたい」と笑顔で話していた。
根室さんま祭り実行委員会の田家徹委員長は「今、揚がっているサンマの中では日本で一番良いものを用意した。たくさんの人が来ており、みんな待ちに待ってくれていたのかなと思う」と語った。
関連記事
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】